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今季移籍濃厚のイチロー イジメを受けていた過去が明らかに

2014年11月10日月曜日

スポーツ

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イチローはヤンキースに在籍。今季は143試合でプレーし、打率.284、出塁率.324の好成績を収めた。

そんな彼も来季はヤンキースに残留するという可能性がほぼ消滅している。

というのも、ヤンキースが先日、FAになっているヤング外野手(31)と1年250万ドルで合意を結んだ。

ヤングは、ヤンキースの構想では3ポジションを守れるイチローのような存在になると予想される。

さらに、ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は来季、チームの若返りを図ることを宣言。

つまり、来季にイチローヤンキースに残留したとしても、今季開幕前と同じ5番手扱いとなる見込みになっているのだ。

これらの理由から、米メディアではヤンキースとの再契約の可能性は低いという見方が非常に強く、他球団への移籍せざるおえないと言われている。

この場合、プロ野球界に復帰するのか、メジャーに残留するのかが気になるのだが、これに関してイチローはメジャーでプレーする意思を明言している。

去就について「来季も大リーグでプレーするつもり」ときっぱり述べ、「プレーを続けることが理由ではない。ただ野球を続けたい」とした。



実は、マリナーズ時代、凄絶なイジメを受けていたということをご存知だろうか。

マリナーズからヤンキースへ移籍する際、「決断」の裏には力の衰え以外にも複雑な事情が絡んでいた。なんとイチローが、シアトルで凄絶なイジメにあっていたという。

日本ではあまり報じられていないが、シアトルでの「イチロー・バッシング」は、目を覆いたくなるほどひどかった。

地元紙「シアトル・タイムズ」はすごかった。連日のように、野球担当のコラムニストや記者たちが、イチロー批判を展開した。

米国では、イチロー選手のようなスプレーヒッターは好まれず、記録を狙う姿も「自分勝手」と批判されることが少なくない。

OBのジェイ・ビューナー氏がイチローと契約延長した場合について「ヘドが出る」などとラジオ番組で発言する一幕もあった。

孤高の天才ゆえ、古巣では首脳陣、チームメイト、地元マスコミからことごとく忌み嫌われていたというのである。

チームメートの一部がイチローのプレースタイルを「自分勝手」と“断罪”し、実際に暴行を加えようという動きにまで発展。

ある選手の1人は「knock him out(ぶっ飛ばしてやる)」と息巻いたほど。

逆にイチローもチームメイトと距離を置いていたという。

ただ、ヤンキースに移籍してからはそのような嫌がらせも無くなったという。

精神的なストレスからの解放が、今季の成績アップに繋がったのかもしれない。

そんなイチローの今後の行方が気になるところだが、移籍先に今季いずれもプレーオフに出場したタイガースとエンゼルスが浮上した。

今後、どのような展開になるのか注目したい。



記事出典:Neverまとめ

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